革新的な事業創造、革新的な組織変革。これらを実現するためには、科学と経験の両輪を駆使できる高度なマネジメント力が不可欠です。北九大ビジネススクールは、こうした高度な実践的マネジメント力を組織的に育成することを目的・使命として開設します。
従来の大学院とは異なる実践的な専門教育、一般の専門学校とは異なる体系的・理論的な専門教育。
これが専門職大学院ビジネススクールの特長です。
北九大ビジネススクールでは、体系的な理論研究を積み重ねてきた大学教員と、実社会で豊富な経験と実績を積み重ねてきた実務家教員の両者が、手を携えてリーダー育成教育に組織的に取り組みます。科学の「知」と経験の「知」が結集してみなさんと向き合っていきます。
教育プログラムの特徴
積み上げ方式によるステップアッププログラム
K2BSのカリキュラムは、大きく分けて(1)ベーシック(基礎)科目、(2)アドバンスト(基本)科目、(3)エグゼクティブ(専門・応用)科目、(4)プロジェクト研究(実践)科目の4つから構成されています。基礎的な知識をベースに、応用的な知識を学ぶために、また課題を抽出し、分析し、そして解決する能力(気づき、考え、提案・実践する)を培うために、基礎科目から専門・応用科目へ進む積み上げ方式のステップアップ型プログラムを採用しています。
プロジェクト研究報告書(研究レポートまたは論文)
MBA取得のために修士論文に対応した研究報告書を提出し、審査に合格することが求められます。研究報告書は、学問的な立場からの論文に限らず、現在の職場や業界の問題に関する調査分析、それに基づく変革プラン、将来のビジネス・プランなど多彩な研究が可能です。
多様な教育方法
授業は、一方的な講義ではなく双方向な授業を重視しています。そのためグループワークや教室内での議論、プレゼンテーションの機会が多数設けられています。また、適宜レポート作成が課されます。これらを通じて、自分の考えをまとめ、磨き上げ、他人に伝える訓練を行います。
ゼミ方式
演習としては、1年次にグループ・ディスカッションが設置されています。これを通じてグループ学習・グループ討議を繰り返し、各自の研究テーマの探索・発見を試み、研究テーマを深掘りするための思考方法や分析手法の習得を意図しています。